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民泊を利用する際に気をつけたいこと

民泊で起こりがちなトラブル

一戸建て住宅や共同住宅などを宿泊施設として活用するのが、「民泊」です。
新しい宿泊スタイルとして人気が高まっていますが、人気の最大の要因は価格がリーズナブルであることです。
旅行費用を節約したい方にとっては、魅力的な宿泊スタイルといえるでしょう。
オーナーが居住する民家を提供している所も多いため、アットホームな雰囲気や旅先でのコミュニケーションを大切にする人たちからも人気です。

しかしその一方で、新しい宿泊スタイルであるため、民泊に関するトラブルが増加している点にも注意をしましょう。
よくあるトラブルとして、主に次のような事例が報告されています。
まず、カギを受け取れないというトラブルです。
オーナーとの連絡が取れず、カギが受け取れなかったためチェックインができないというケースです。

さらに、金銭問題のトラブルも多いのです。
事前に説明されていない追加料金が請求されるなどのトラブルです。
清掃費用を請求された、予約日よりかなり前にキャンセルしたにもかかわらず宿泊料の全額をキャンセル料として請求された、などの事例が報告されています。
このほか、予約した民泊自体が存在しなかった、不衛生で利用できなかったなど、さまざまな苦情が寄せられています。

民泊を予約するときの注意点

民泊を利用する際は、トラブルを回避するために次の5点について確認しましょう。
1点目は、都道府県に民泊物件としての届け出を行っているかどうかです。
都道府県へ届け出をしている民泊なら、比較的安心度が高いと判断できるからです。

2点目は、セキュリティとプライバシーが確保されていることです。
自室にカギかかるか、ルームシェアをするのかなど、セキュリティ・プライバシー対策について事前に確認しておきましょう。
3点目はアメニティなどの確認で、アメニティが用意されていない、ドライヤーなどの備品がない、家族風呂を利用するなど、民泊によって提供されるサービスは異なります。

4点目はチェックインとチェックアウトの方法ですが、これらも、施設によってまちまちです。
当日にカギが受け取れず入室できないなどのトラブルを防ぐために、カギの受け渡し方法などを確認しておきましょう。
5点目は料金と支払い方法で、宿泊料金や支払い方法はもちろん、キャンセルポリシーも必ず確認しておきましょう。

6点目はホストの連絡先ですが、宿泊施設のホスト(オーナー)が不在のケースもあります。
トラブルが起こったときなどに、ホストと連絡がとれないと困りますから、連絡先や連絡方法を確認しましょう。
民泊はホテルや旅館とは異なり、十分なサービスが用意されていないこともあります。
事前に施設のサービス内容を確認し、疑問点を質問するなどして不安を解消しておきましょう。